AKG N40とCOMPLY TS 500

以前の記事*1で触れたとおり、N40の純正イヤーピースは遮音性は高くない。そこで、COMPLY TS 500を試してみた。

遮音性は純正イヤピースより高い。地下鉄で、ラヴェルの管弦楽曲を聴いてもきちんと没頭して聴ける、といえば分かる人には分かるだろうか。もちろん、er-4s/er-4srの三段キノコほどの遮音性ー没頭しすぎて乗り過ごすーがあるわけではない。

 

音質に関して。事前の予想に反して、高音があらかた遮断されるわけではない。しかし、高音がややシャリつく傾向が強まる。また、録音によってはピアノの高音がややぼやける(具体的にはAlan Gilbert/NYPのラヴェル・ピアノ協奏曲ト長調の1楽章冒頭)。他方、低音はややボワっとした感じが強まった印象がある。

装着感はなかなか良い。耳穴が湾曲している場合、こちらのタイプの方が良いのは確かだろう。ただ、まっすぐな耳穴だとむしろ入れるのが少し大変かもしれない(これへN40のハウジングとの関係もあるが)*2

 

問題は…

 

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外そうとしたら割と簡単に裂けてしまったこと。買って3日目あたりで、純正との比較のために3回ほど交換したときのこと。いや扱いが乱暴だった可能性は否定できない。ただ、もしかしたら素材の関係でやむをえないのかもしれない(シリコン製のものが裂けたことはまだない)。

 

全体として、ちょっと微妙だ。

*1: AKG N40+CN120-2.5 - よろく

*2:私の場合、左右で湾曲の度合いがかなり違うので、試すには向いているが、合うものを見つける、あるいは慣れるのがタイヘンなのだ。