ポタフェス2017@秋葉原(その2)

ポタフェス2017に行った際の記錄の続きです。その1はこちらから。

yorokuyadoroku.hatenablog.com

 

フラッと覗いて魅力的だったところ

STAX

一度見たら忘れられないフォルムのSTAXイヤスピーカー。Advanced Lambdaシリーズ(SR-300, 500, 700)を順に視聴しました。視聴用プレイリストのうち、マーラー3番6楽章の終わりの方を聴いてみたのですが、300で既に繊細さと立ち上がりの良さに「お!」と驚きました。700はさすがに素晴らしく、耳の特定のポイントに音が聞こえて来るのではなく、とても自然に音に包まれる感じでした。このままもっと音量出ないかなあと思ったのは内緒。

 

Meze Audio

99 Classics Walnut Gold Woodの美しい木のハウズイングに惹かれて、ふらっと視聴。クリアなのに聴き疲れせず、まとまった音。モニタライクな音ではないのですが、特に特定の音域を強調しているわけでもありません。クラシックにはかなり合うのではないかと感じました。

特筆すべき点が2つ。

1つめは、ヘッドホンの着け心地です。とても軽く(260g)、しかもスッと頭にフィットしてくれます。これは疲れない。創業者のAntonio Mezeさんと話したところ、音色も装着感も長時間装着していても疲れないものを目指したとのことで、コンセプトが見事に反映されています(「他のメーカーと比べて開発期間を長くとれる、なにしろ自分が決めるのだから」とも)。

2つめは、お値段。値段を知らずに視聴している際は、「7、8万円、もしかしたら10万くらい?」と思ったのですが、値段を聞いてびっくり(上のリンク先でも分かるように、フラッグシップでUSD309です)。Mezeさんいわく、「だいたいUSD800くらいって言われるよ(笑)」とのこと。ユーザーですらない私を相手に熱心に話をしてくれる創業者、どんどんと値段が高いものが出る中で、affordableな製品を送り出すという方針にやられて「これは買いたいなあ」と。イヤホンの方もかなり魅力的でした。

 

普段から使っている製品のメーカー

RHA

Dacamp L1を持っていることもあり、CL1を視聴しました。

www.rha-audio.com

アンバランスだといまいちピンとこないのですが、4pin mini-xlrでL1にバランス接続すると、全体的にはやや引き締まり、やや細い高音には妖艶さが加わった音色になります。ジャンルを選ばずというわけにはいかず、クラシックにはあまり合わないかもしれませんが(ただ、ラヴェルのピアノ協奏曲1楽章の冒頭なんかはいい感じ)、DP-X1Aに入っていたフュージョンを再生したところ、かなり魅力的になりました。

 

Final Audio Design

これまでに一番多く買ったメーカー。なんだかんだといくつも視聴させてもらったのですが、一番驚いたのが新しいPiano Forte X-Tの2.5mmバランス接続版。既に前のPiano Forteシリーズは全て視聴し、自分でも1つ持っています。で、魅力的でつい聴き続けてしまうにもかかわらず、やや不満というか物足りなく感じていたのが、音がややぼやけるところでした。視聴したバランス化X-Tは、前のものと比べても、新しいアンバランスの方と比べても、輪郭がハッキリして、音場も広くなっています*1

もう一つ印象に残っているのは、FI-BA-SSTです。以前に店頭でも視聴した気がするのですが、今回は2.5mmバランス接続版も聴いたせいか、印象が変わりました。FinalのBAらしい音なのですが、音抜けがよく、割とどの音域も鳴っている感じでした。多少、「忙しい」なという感じもしましたが、イヤピースにもよるのかもしれません。

しかし、やっぱりここしかない魅力的な音を出しますね。

 

というわけで、ポタフェス2017の記事は以上です。

*1:なお、ほしくなったら怖い(というかほしくなっていた)のでお値段は聞いていません。想像はつくけど・・・。